ベクターグラフィックスのサポートによって、Cartoon Animator は、広範な SVG ベクターアセットをインポートすることが可能です。ベクターアートストアからダウンロードしたものでも、あるいは Illustrator、CorelDRAW、その他の互換ツールでカスタム作成したものであっても。
ベクターグラフィックスは自在にスクロール、ズーム、ナビゲートが可能。大きなシーンを構築するのにこれほど適した方法はないでしょう。
ピクセルデータを保存するためにファイルサイズを割り当てるラスターイメージとは異なり、ベクターグラフィックスでは、いくら拡大縮小しても画質は鮮明でシャープさが保たれます。
ベクターグループ化ツールは、色の組み合わせや不透明度を設定できます。ユーザーはベクターオブジェクトやキャラクタに独自のカラーオプションを設定し、さまざまなルックスを瞬時に作成することができます。
顔、体、手足それぞれ独自の色調を調整するプロセスは面倒でしたが、カラーグループ化機能によって、全体を調整できるようになりました。グループ全体の色調整を行うことで、カスタムカラースキームのまとまりを崩すことなく、色調整を行うことができます。
スタイルのバリエーションを作るのに、もう別のアセットは必要ありません。カラーグループ化や不透明度オプションを使えば、服のスタイルを入れ替えたり、長袖から半袖、ロングパンツから短パン、タートルネックから丸襟など、カットを変えてしまうことだって可能です。
どんなビジュアルスタイルも、スプライン曲線、ラインスタイル、グラデーションフィル、ベクターレイヤーを使って実現できます。Cartoon Animator を使えば、スケッチ、線画、ファッションデザイン、フォトリアリスティックな画像を簡単にアニメーション化できます。SVG をサポートしているので、ストックベクターサイトから直接グラフィックをダウンロードし、Cartoon Animator でカスタマイズしてアニメーション化することができます。
我々はベクターグラフィックスとアニメーションの壁を取り払いました - ベクターツールを使えば現在様々なフォーマットで存在するベクターグラフィックスを SVG に変換し、Cartoon Animator にインポートして、リギング、アニメーション、カラー編集、ビデオレンダリング、シーンコンポジットをパワフルに行うことができます。
カラーグループ化ツールを使えば、要素を自動的に束ね論理的なベクターグループを定義することによって、簡単に色彩を変更することができます。
SVG G3 キャラクターテンプレートは、体のパーツを論理的にグループ化したレイヤーに整理するだけで、様々なアニメーションが可能なキャラクターを作成することができます。
360 ヘッド、拡張ボーン、ピン、さらにスプリングビヘイビアまでセットアップされたキャラクター……あとは Photoshop や Illustrator で顔の特徴を微調整するだけです。アップデートされたフレキシブルなアセットデザインによって、この作業も容易になり、あらゆるニーズに応えられる柔軟性を備えました。